転職を考えたとき、エージェントの利用を検討する方は多いでしょう。
ただ、たくさんあるエージェントの中から自分に合うものを見つけるのは、意外と難しいものです。この記事では、転職エージェントの評判や選び方、注意点などを紹介します。
どのエージェントに依頼すればいいのか決めかねている方はぜひ参考にしてください。
実際どのくらいの人が転職エージェントを活用している?
最近、転職市場でエージェントの存在感が増しています。
実際どのくらいの人が利用しているのか、その理由は何なのか、見ていきましょう。
※ 参考:みんなの転職「体験談」サイト内アンケート
テーマ:「転職エージェントの利用状況」に関するアンケート
集計期間:2017年4月1日~2023年12月1日
調査機関:自社調査
回答者:20代~50代 の社会人
(全159名 20代:58名 30代:32名 40代:45名 50代以上:24名)
利用派と非利用派の意見
2023年の調査によると、転職希望者の約49%がエージェントを利用しているという結果が出ています。
転職活動をする人の2人に1人が、転職エージェントを利用していることが分かります。
年代別の結果は以下の通りです。
年齢が上がるにつれて、転職エージェントの利用率が高まっていることが分かります。
実際に転職エージェントの活用についてそれぞれどのような意見をもっているのでしょうか?それぞれにこんな意見をもっているようです。
利用派の意見
- プロのアドバイスで自己分析や市場価値がわかる
- 非公開求人にアクセスできる
- 面接対策や企業情報が充実している
- 給与交渉をサポートしてくれる
- 時間と労力が節約できる
非利用派の意見
- 自分で情報を集めたい
- 特定分野に特化したいので一般的なエージェントは不要
- 過去の利用経験が良くなかった
- 個人情報の扱いが心配
- マイペースで活動したい
転職エージェントへの評価はそれぞれですが、使い方によっては転職エージェントを活用することでより効率的に転職活動を進められます。基本的に無料で相談可能なので、まずは自己分析だてら気軽に診断などを行ってみるのもおすすめです。
最近の傾向
エージェント活用事情も、変わってきています。
2022年、転職エージェントを使う派が増加傾向にあります。
自身の転職目的を明らかにしよう
自分に合ったエージェントを選ぶことはもちろん、エージェントを活用するのかしないのか、自分自身の目的に合わせて選ぶことが大切です。
転職エージェントの選び方
エージェントを選ぶ時、自分に合ったエージェント探しに悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
きっとエージェントに相談を決める前にネットで情報収集をする方がほとんどでしょう。
その時に注意したいのが、評判・口コミに影響され過ぎないことです。
評判や口コミの注意点
ネットの評判や口コミはついつい信じ込んでしまいがちです。
参考としてチェックする分には問題ないですが、全てを鵜呑みにしてしまうのは避けましょう。
例えばこんな場合があります。
- 良い評判ばっかり目立つように工夫されている
- 個人の経験や感じ方は人それぞれの場合が多い
- 時期によってサービスの質が変わることもある
そのため口コミだけではなく、できるだけ複数のエージェントに登録してみることをおすすめします。
複数登録をおすすめする理由
- エージェントによって得意分野が違うから、選択肢が増える
- 自分に合うサービスを見つけやすい
- 偏りのない判断ができる
- 各エージェントの特徴を実際に体験できる
アドバイザーによって、得意な業界や職種、サポートの質が異なります。そのため、大事なのはいかに自分と相性のよい担当者に出会えるかです。
相性のよい担当者に出会うためにも、複数登録して出会える確率を上げるのが良いでしょう。
ただ、複数登録するときには気を付けてほしい注意点があります。
複数登録の注意点
- 個人情報の管理はしっかりする
- スケジュール管理を怠らない
- 同じ企業に重複して応募しないように注意する
複数登録をするとついつい、スケジュールや進捗が分かりにくくなってしまいます。しっかり自分で把握できるようにしておきましょう。
評判・口コミだけにとらわれ過ぎない
口コミ・評判のチェックはもちろんですが、とらわれすぎないことが大切です。口コミ・評判は参考程度にとどめて、最後の選択はさまざまな観点からチェックするようにしましょう。
大手転職エージェントの口コミ・評判まとめ
大手転職エージェントと聞いて思い浮かべる転職エージェントはどの転職エージェントですか?
ここでは、大手転職エージェントの特徴やサポート内容に加えてリアルな口コミ・評判を紹介していきます。
リクルートエージェント(株式会社リクルート)
特徴
・国内最大級の求人数を誇る大手総合転職エージェント
・20代から40代までの幅広い年齢層に対応
・IT・Web業界の求人が豊富
サポート内容
・面接対策や履歴書/職務経歴書の添削
・非公開求人の紹介
・選考から入社までの一貫したサポート
良い口コミ・評判
面接のポイントやレジュメのブラッシュアップの仕方など、自分の強み・弱みを理解した上で、親身に相談に乗っていただいた。
紹介先の企業に関しても、バックグラウンドを交えて書面上は分からない状況など
詳細な情報を提供してくださり、面接を進める上でかなり参考になった。
引用元:イーデス
良くない口コミ・評判
たまたまかもしれないが、担当者と意思疎通が上手くいきませんでした。こちらのニーズとあわない会社ばかり紹介されて困った。す早く、数多くの企業を紹介してくれる姿勢は感じられたが、こちらはじっくり、長く勤められる企業を探していたので、私とは合わなかった。こちらの希望を聞いてくれてはいるのですが、とにかく次々と初回される感じです。担当者が違ったらまた印象は違うかもしれないので、あくまでも個人的な意見ですが。
引用元:イーデス
doda(パーソルキャリア株式会社)
特徴
・業界最大級の求人数を持つ大手総合転職エージェント
・ミドル~ハイクラス向けの求人が充実
・リモートワーク可能な求人が豊富
サポート内容
・キャリアアドバイザーによる個別カウンセリング
・求人企業の詳細情報の提供
・面接日程の調整や給与交渉のサポート
良い口コミ・評判
dodaの良かった点は、登録すると転職サイトと転職エージェントが利用できる点です。
どんな求人があるのかを調べるだけでも利用でき、気になる求人があればキャリアアドバイザーからその企業について詳しく教えてもらえました。実際、担当アドバイザーさんは応募企業の内部までしっかり把握していたので「ここはこういうところに強い会社」「こういう社風な会社」「ちょっと強引な感じの会社なので合わないかもしれない」など、親切なアドバイスをしていただき、とても安心できました。
プライベートで落ち込んでいて転職活動がなかなか進まなかったとき、焦らせるようなことを一切おっしゃらず、こちらの内面サポートもしてくださりました。
引用元:すべらない転職
良くない口コミ・評判
dodaから応募して何社か面接しましたが、求人内容と違うことがしばしばありました。例えば「ボーナスがある」と求人票には記載されていたのにも関わらず、面接で聞いたら「ボーナスはありません」と言われたことがありました。
求人票を掲載する際は、求人内容にひどい間違いがないかチェックをするべきだと思います。
引用元:すべらない転職
マイナビエージェント(株式会社マイナビ)
特徴
・20代の若手転職に強い
・地方求人が充実
・大手企業の求人が多い
サポート内容
・キャリアカウンセリングの実施
・書類選考通過率を高めるための添削指導
・面接対策や企業研究のアドバイス
良い口コミ・評判
マイナビエージェントは扱っている求人の数が幅広く、たくさんの求人から自分に最適な求人に応募することができる点が自分にとって非常に良かったです。
出展:タレントスクエア株式会社によるアンケート調査
(調査期間:2023年7月~2024年4月)
引用元:タレントスクエア
良くない口コミ・評判
マイナビエージェントで担当して頂いた方からの連絡が少ししつこいと感じました。電話でのコミュニケーション等煩わしかったです。
適な求人に応募することができる点が自分にとって非常に良かったです。
出展:タレントスクエア株式会社によるアンケート調査
(調査期間:2023年7月~2024年4月)
引用元:タレントスクエア
それぞれのエージェントによって、特徴も違えばサポート内容も異なります。
口コミ・評判も参考にしつつ、情報収集を行いましょう。
大手転職エージェントに依頼する魅力と注意点
中小転職エージェントの口コミ・評判まとめ
大手転職エージェントにはない魅力があるのが、中小転職エージェント。
ここでは、中小エージェントの特徴やサポート内容と合わせて口コミ・評判を紹介
JACリクルートメント(株式会社ジェイエイシーリクルートメント)
特徴
・ハイクラス・ミドルクラスの転職支援に特化
・グローバル・海外関連のポジション支援
・「コンサルタント型」ビジネスモデル
サポート内容
・面談・求人紹介
・書類作成・面接対策
・内定・入社後のフォロー
良い口コミ・評判
初回のヒアリングをしっかりしてくれたので、紹介してくれた求人にハズレはほとんどありませんでした。企業担当が直接応募者を探すというスタイルをとっているので、企業の魅力を熱い想いとともに伺うことができますし、もっと知りたいと思った情報は担当者が企業に直接連絡をしてくれます。
年収に関しても大幅に上がったので文句なく、ジェイエイシーリクルートメントは知人に紹介できるエージェントだと思います。
引用元:すべらない転職
良くない口コミ・評判
ジェイエイシーリクルートメントの担当してくれたアドバイザーはとても真摯に対応してくれる人で、僕のスキルについて熟考してくれ、その上でどの程度のキャリアに見合っているのか、客観的な意見をくれました。
ただ、他の大手転職エージェントと比べると求人数が少なく思いました。サポート自体は良いですが、求人の選択肢はあまり多くないのかなという印象です。
引用元:すべらない転職
マイナビジョブ20’s(株式会社マイナビ)
特徴
・20代専門の転職支援
・未経験歓迎の求人が豊富
・非公開求人の紹介
サポート内容
・書類添削・面接対策
・適性診断
・個別カウンセリング
良い口コミ・評判
私が使ったサービスは、マイナビジョブ20’sアドバンスという
既卒向けのサービスでしたが、アドバイザーの方にはかなり親身に相談に乗っていただいた印象です。
勿論相手も人なので相性等もあり、合わない場合もあると思います。
その場合はアドバイザーを変えてもらうことも可能みたいです。
紹介していただく求人もこちらの要望をしっかり聞いてもらえました。
引用元:みん評
良くない口コミ・評判
マイナビというネームバリューがあったので期待していたのですが、エージェントの対応が最悪でした。
初回面談時にエージェントが他の人の履歴書を無断でこちらに見せてきて、個人情報の管理がしっかりしていない会社だと感じた。
電話の頻度がかなり多く、夜遅く電話がかかってきたこともあり、こちらの都合を考えていないと感じた。LINEをエージェントと交換しているのだから、重要でない連絡や夜遅く連絡する場合はLINEに送って欲しかった。
最初は優しかったエージェントも徐々に高圧的な態度に変わり、人格否定をされたこともあった。
また一度内定辞退をした後、エージェントの対応が明らかに冷たくなった
引用元:みん評
レバテックキャリア(レバテック株式会社)
特徴
・ITエンジニア・デザイナー専門の転職エージェント
・幅広い求人紹介
・高い内定率と年収アップ
サポート内容
・カウンセリング
・応募書類の添削
・面接対策
良い口コミ・評判
他社サービス(担当者による部分もありますが)と比較して、アドバイザーの方のヒアリング能力や知識量、段取りや姿勢といった面で優れていると感じました。また、最初のヒアリングから企業への申込みを無理強いしてこないところもとても好印象でした。
引用元:レバテックキャリア公式
良くない口コミ・評判
得意とされている領域がかなり絞られており、万人向けのキャリアサービスではないと感じました。志望キャリアがフィットする方にとっては、とても良いサービスであると思います。
引用元:レバテックキャリア公式
それぞれのエージェントによって、特徴も違えばサポート内容も異なります。
中小転職エージェントに依頼する魅力と注意点
転職エージェントの利用者体験談
実際に転職エージェントを使った人の成功事例や失敗事例を知るのが一番参考になります。
それぞれ見ていきましょう。
成功例①
現職業種:ITコンサルタント
前職業種:システムエンジニア
年齢や、業務内容、業界単位で考えたときの現在の年収の低さに対して不満を感じ、もっと年収アップを狙うことが可能なのか。また、実際現在の自分は業界内でどの程度の市場価値があるのかを知るために転職活動に着手したことがきっかけです。現職転職を考えたときに、自分が本当にやりたいことが見つからずに悩んでいました。サンキャリアのキャリアアドバイザーに相談したところ、自分の強みを見つけ出してくれ、ITコンサルタントへの道を提案してくれました。丁寧な面接対策や履歴書の添削もあり、希望の企業から内定をもらうことができました。転職後もアフターサポートがあり、安心して新しい職場でスタートを切ることができました。転職エージェントを利用して本当に良かったと思います。
情報提供元:サンキャリア
成功例②
現職業種:その他(IT・通信系) 職種:技術系職種(IT・通信/WEB・ゲーム),アプリケーションエンジニア,システムエンジニア(WEB)
前職業種:SIer・ソフトハウス(ユーザー系) 職種:技術系職種(IT・通信/WEB・ゲーム),社内情報システム(社内SE),社内システムエンジニア(アプリケーション開発)
引用元:マイナビAGENT
転職を考えたきっかけは?
年齢や、業務内容、業界単位で考えたときの現在の年収の低さに対して不満を感じ、もっと年収アップを狙うことが可能なのか。また、実際現在の自分は業界内でどの程度の市場価値があるのかを知るために転職活動に着手したことがきっかけです。現職場で専門学校時代のクラスメイトと偶然再開し、仕事や年収の話でギャップを感じたことで行動を起こそうと考えました。
引用元:マイナビAGENT
入社を決めた理由は?
同業他社であり、現職で経験のある業務内容のため、コレまでの経験が活かせること、かつ新しい職場でもすぐに案件の内容に適応できるのではないかと考えた為。また当初希望していた年収以上の金額を提示していただけた点も大きいです。現在の住所からの十分通勤が可能な距離感、かつ現職場の通勤時間よりも短い時間で済みそうな点も決め手の一つでした。
引用元:マイナビAGENT
成功例③
現職業種:営業職
前職業種:マーケティング担当
全くの未経験でマーケティング職への転職を考えていたため、転職活動が不安で仕方ありませんでした。しかし、サンキャリアのキャリアアドバイザーが親身になってサポートしてくれ、未経験でも応募できる企業を紹介してもらいました。面接対策も非常に役立ち、結果として希望の職種で転職が決まり、年収もアップしました。転職エージェントの評判が良い理由がわかりました。
情報提供元:サンキャリア
成功例④
現職業種:事業会社 エンジニア
前職業種:派遣会社 エンジニア
引用元:doda
事務職から未経験でエンジニアに転職するって難しい?
仕事はずっと続けたいし、手に職を付けたいなと思ったのがきっかけです。事務職の延長線上で経理も考えたのですが、将来的にはシステムに代替されて需要がなくなりそうな不安がありました。ということは、システムを作る側の需要はこの先も増えていくんだろうと考えました。せっかくなら将来性のある職種に!と思ってエンジニアに挑戦しようと決意したんです。
引用元:doda
2度目の転職を決意した理由は?
エンジニア派遣の会社だったので、派遣先が変わるたびに勤務地や人間関係がリセットされることに負担を感じていたんです。だから20代のうちに、自社開発をしている企業に行きたいとずっと考えていました。
そんな中、2020年6月に派遣先の都合で契約が終わってしまったんです。ちょうどコロナの影響でプロジェクトが凍結になる企業も多く、待機するエンジニアも増えていて、次の現場が決まるまで数カ月かかるかもしれないと言われて…。待機だと給与面でも新卒と同じぐらいになってしまうんですよね。それだったら、むしろいいタイミングだと思い、転職することに決めました。
引用元:doda
失敗例
大規模で複数のシステムを「横串」で見て全体最適となるIT戦略の立案を希望し、友人の紹介で大手企業の社内SEとして転職。ところが実際の仕事内容は、企画というより現場側がまとめたシステムへのニーズを、システム開発を担当するベンダーに橋渡しする役目が中心。企業規模が大きすぎて、システムのエンドユーザーと直接話をする機会がなく、具体的な戦略立案に関わることもうまくいかない状況になった。
引用元:doda
転職エージェントの活用により、転職活動がしやすくなるのはもちろんですが、依存しすぎるのも危険です。
転職エージェントを活用したからといって必ず転職を成功できるという訳でもありません。自分の意思をしっかり持って、エージェントの力も借りながら転職活動を進めていくのが理想的です。
皆さんも、これらの体験談を参考にしながら、自分なりの転職成功方法を考えてみてください。
エージェントを使った転職活動の流れ
転職エージェントを活用した転職活動の流れを紹介していきます。
大まかな流れを把握しておくと、計画も立てやすいでしょう。
エージェント選び・登録
まずは自分に合いそうなエージェントを探して登録します。オンラインで簡単に登録できるエージェントが多いので、気軽に登録ができます。
初回カウンセリング
面談で、あなたの経歴や希望を詳しく聞かれます。ここでしっかり自分の思いを伝えましょう。
求人紹介
あなたの希望に合わせて、エージェントが求人を紹介してくれます。気になるものがあれば応募を検討しましょう。
応募書類作成
履歴書や職務経歴書の作成をサポートしてくれます。エージェントのアドバイスを参考に、自分らしさを出すのがコツです。
面接対策
模擬面接をしてくれたり、よくある質問への回答を一緒に考えてくれたりします。自分では気づくことのできない長所なども積極的に教えてくれるでしょう。
選考・面接
いよいよ本番。頑張ってきた準備の成果を発揮しましょう。
フィードバック
面接後は結果や感想をエージェントに伝えます。次の対策に活かしましょう。
内定・条件交渉
内定をもらったら、給与などの条件交渉。ここでもエージェントがサポートしてくれます。
入社決定・退職交渉
条件が決まったら入社決定。今の会社との退職交渉のアドバイスももらえます。
アフターフォロー
入社後もしばらくは連絡をくれるエージェントも。困ったことがあれば相談するといいでしょう。
流れを把握しておこう
一連に流れを頭に入れておくと、今自分がどの段階にいるのか分かりやすいです。ただし、ここで紹介した流れは、あくまで一般的な流れです。エージェントや人によっては順番が前後したり、同時進行したりすることもあります。臨機応変に対応していくのが大切です。
転職エージェントのメリットとデメリット
ここまで、大手転職エージェントや中小転職エージェントの口コミ・評判などについて紹介してきましたがいかがでしたか?
転職エージェントって、結局使った方がいいの?使わない方がいいの?と思った方もいるでしょう。
転職エージェントを使うメリット・デメリットを紹介していきます。
転職エージェントを使うメリット
- 非公開求人にアクセスできる
- プロのアドバイスがもらえる
- 面接対策をしっかりしてくれる
- 給与交渉をサポートしてくれる
- 時間と労力が節約できる(オンライン相談も可能)
オンライン相談と対面相談ってどっちがいいの?
転職エージェントを活用するメリットの1つでもある、気軽に相談ができること。
オンラインと対面のサポート、どっちがいいの?という疑問も出てくると思います。
オンライン相談のメリット
- 時間短縮になる
- 地方在住でも、都会の求人を紹介してもらえる
対面相談のメリット
- 「この人、信頼できそう」など、直接会って相性を確認できる
- 資料を見ながら、じっくり相談できる
それぞれのメリットを参考に、自分に合った方を選びましょう。最近は両方選べるエージェントも多いので、予定や状況に合わせて選択するなども可能です。
転職エージェントを使うデメリット
- 自分のペースで転職活動を進めづらい
- 希望求人に応募できないケースがある
- 担当者との相性次第でサービスの質が変わる
- 頻繁な連絡が煩わしいと感じることがある
- サポート期間が決まっているエージェントもある
メリット・デメリットをしっかり見極めて、転職活動に活かしましょう。
エージェントを使うときの注意点
実際に利用するときの注意点も知っておくことが重要です。ここを押さえておくと、より効果的に転職活動ができますよ。
個人情報の扱い
まず気をつけたいのが個人情報の扱いです。
- 必要以上の情報は出さない
- 情報の取り扱い方針をしっかり確認
- 退会時のデータ削除について聞いておく
これらには、注意しておくと安心です。
エージェントとのコミュニケーション
エージェントとのやり取りも大切なポイントです。
- 定期的に連絡を取る
- 希望条件の変更はすぐに伝える
- 面接の感想もできるだけ詳しく報告
こまめなコミュニケーションに気を配ることで、より良いサポートが受けられるでしょう。
求人への応募
求人に応募するときも気をつけたいことがあります。
- 興味のない求人は丁寧に断る
- 同じ企業に重複して応募しないよう注意
- 応募前に自分でも企業研究をする
エージェントに任せきりにせず、積極的に動くのが成功のコツです。
面接対策
面接はやっぱり緊張しますよね。でも、エージェントに相談することで面接対策がしやすくなります。
- 模擬面接を活用する
- よくある質問とその回答を準備しておく
- 企業の情報をエージェントから詳しく聞く
準備をしっかりしておくと、本番で自信を持って臨めるはずです。
給与交渉
給与交渉って難しいですよね。ここでもエージェントの力を借りることができます。
- 市場価値をエージェントに確認
- 希望条件をはっきり伝える
- 交渉の進め方をエージェントと相談
プロの力を借りることで、より良い条件を引き出せるかもしれません。
いかがでしょうか?エージェントを使うときのポイント、なんとなくつかめてきたでしょうか?
大切なのは、エージェントに頼りすぎず、かといって遠慮しすぎずのバランスです。うまく活用して、理想の転職を実現しましょう。
転職エージェントの業界裏事情
転職エージェントを利用する際には、業界の裏側にある事情も知っておくと良いでしょう。
ここでは、避けるべきエージェントの特徴を紹介します。
やめとけと言われる転職エージェントの理由
みなさん、エージェント選びって難しいですよね。
実は「このエージェントはやめとけ」って言われてしまうようなところもあるんです。
そんな転職エージェントの特徴は
- 成約を急ぐタイプの担当者
このタイプの担当者は、「できるだけ早く決めましょう」という姿勢で、求職者の希望を十分に考慮せずに進めてしまう傾向があります。このような対応は、求職者に不安を感じさせる可能性があります。 - 情報更新が遅れがちな担当者
「申し訳ありません。その求人はすでに締め切られていました」などの情報の更新が遅いといった対応をされると、求職者の期待を裏切ってしまう結果となり、落胆を招く恐れがあります。 - 個人情報の取り扱いに不安のある担当者
重要な個人情報を適切に管理していないと感じさせる担当者がいると、求職者に不安を与え、信頼関係を損なう可能性があります。 - 担当者が頻繁に変更になるケース
「申し訳ありません。前任者から引き継ぎを受けていないようです」といった状況が続くと、求職者は同じ説明を繰り返す必要があり、負担を感じる可能性があります。 - 専門外の分野も無理に紹介しようとする担当者
善意からかもしれませんが、求職者の専門性や希望と合わない求人を紹介されると、戸惑いや困惑を感じる場合があります。
こういうエージェントの担当者には要注意です。
信頼できる担当者を探そう
エージェントや担当者との相性は、転職活動において非常に重要なポイントです。複数のエージェントに登録するなどして、信頼のできる「この人なら」という担当者に依頼するようにしましょう。
マンツーマンでしっかり相談にのってくれるおすすめの転職エージェント3選
さて、じゃあどこに依頼するのがいいの?って思いますよね。個人的におすすめなのはこの3社です。適職診断やマンツーマンのサポートで不安を解消しながら転職活動を進めることができます。
サンキャリア(合同会社gibierco)
【特徴】
・非公開求人が豊富
・スキルアップ講座や診断が充実
・個別サポートとフォローアップで安心
【サポート内容】
・専任のキャリアアドバイザーによる個別カウンセリング
・履歴書・職務経歴書の添削支援
・面接対策(模擬面接など)の実施
Goodfind(スローガン株式会社)
【特徴】
・ベンチャー企業や成長企業を厳選して紹介している
・ハイポテンシャルな学生や若手社会人向けのサービスを提供
・スキルアップセミナーや就活セミナーなど、キャリア構築支援が充実
【サポート内容】
・ロジカルシンキングやグループディスカッションなどのスキルアップセミナーの開催
・厳選企業のインターンシップ情報の提供
株式会社ジールコミュニケーションズ
【特徴】
・新卒・第二新卒・既卒及び中途人材の採用・就職支援事業を展開
・デジタルリスクに関するコンサルティング事業も行っている
・3,000社以上の企業の採用支援と30,000名以上の学生の就職支援の実績がある
【サポート内容】
・企業と人材のマッチング支援
・就職イベント・合同企業説明会の開催
・体育会学生の就職サポート
よくある質問(Q&A)
転職エージェントについて、多くの方が気になっていることをQ&A形式でまとめてみました。
-
エージェントの利用にお金はかかるの?
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基本的に無料です。エージェントの収入は、企業からの紹介料でまかなっています。ただ、一部有料のオプションサービスもあるので、契約時によく確認しましょう。
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複数のエージェントを利用してもいいの?
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OKです。むしろ、複数利用がおすすめ。ただし、同じ企業への重複応募には気をつけてください。
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エージェントから紹介された求人、全部受けなきゃダメ?
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いいえ、無理に受ける必要はありません。興味がない、または条件が合わない求人は断っても大丈夫です。はっきり理由を伝えれば、次はより適した求人を紹介してもらえるかも。
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今の会社にバレない?
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信頼できるエージェントなら大丈夫です。ただ、職歴や希望業界によっては、現在の勤務先とつながりがある企業に紹介される可能性もあるので注意が必要です。
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エージェント使えば必ず年収アップできる?
-
エージェント使えば必ず年収アップできる?
A6: 残念ながら、そうとは限りません。スキルや経験、市場の動向など、様々な要因が関係します。ただ、適切な市場価値の把握や交渉のサポートは期待できるので、チャンスは高まると言えるでしょう。
いかがでしょうか?
他にも疑問があれば、遠慮なくエージェントに聞いてみてください。
分からないことをそのままにしておくより、聞いてスッキリした方が効果的な転職活動ができるはずです。
転職エージェントを賢く利用するコツ
最後に転職エージェントを賢く利用するコツを紹介します。
自己分析の徹底
まずは自己理解を深めることが重要です。具体的な職務内容や理想のキャリアパスを明確にイメージすることで、より効果的な転職活動が可能になります。
複数のエージェントの活用
1つのエージェントに限定せず、複数のエージェントと面談することをおすすめします。相性の良い担当者と出会うことで、転職活動がより円滑に進む可能性が高まります。
明確な希望条件の提示
遠慮せずに、具体的な希望条件を明確に伝えることが大切です。希望する職種や年収などの条件を明示することで、より適切な求人紹介を受けられる可能性が高まります。
主体的な情報収集
エージェントからの情報提供に加え、自ら企業研究を行うことも重要です。企業のウェブサイトなどを通じて情報を収集し、不明点があれば積極的に質問することをお勧めします。
自主的な最終判断
エージェントのアドバイスは参考にしつつも、最終的な意思決定は自身で行うことが重要です。十分な検討を重ね、納得のいく選択をすることが、長期的なキャリア満足度につながります。
まとめ
転職エージェントの評判や選び方について、いろいろな観点で紹介してきました。
結局のところ、エージェントは転職活動の成功の手助けをしてくれるシステムです。上手に使えば、とても役立つでしょう。しかし、最後の決断は自分でするものです。エージェントの助言を聞きつつ、自分でもしっかり調べて、主体的に動くことが大切です。
転職は人生の大きな決断です。
この記事を参考に、自分に合ったエージェントを見つけて、充実した転職活動ができますように。
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次のステージへの一歩を共に踏み出しましょう。